
結婚式の二次会は、披露宴よりカジュアルな雰囲気で新郎新婦をお祝いできる場です。とはいえ「ご祝儀は必要?」「どこまでカジュアルな服装でいい?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、二次会に招待されたゲストが押さえておきたいマナーを、招待への返信 → 会費の準備 → 服装 → 受付 → 当日の振る舞いの順に解説します。基本は「新郎新婦と幹事に手間をかけさせない」「お祝いの場にふさわしくふるまう」の2つです。
1. 招待への返信マナー
返信は期限内、できれば1週間以内に
二次会は、出席人数をもとに会場の人数や料理、景品の数を決めます。返信が遅れると幹事の準備が止まってしまうため、期限内、できれば招待が届いてから1週間以内に返事をしましょう。予定がはっきりしない場合も、「○日までにお返事します」と一言伝えておくと親切です。
返信の方法は招待の形式に合わせる
最近の二次会は、Webの招待状(出欠フォーム)やLINE、メールで案内されるのが一般的です。案内された方法で返信し、ひと言お祝いのメッセージを添えると喜ばれます。
- 出席の場合:「ご結婚おめでとうございます。喜んで出席します。当日を楽しみにしています」
- 欠席の場合:「お誘いありがとうございます。あいにく都合がつかず欠席します。おふたりの末永い幸せをお祈りしています」
欠席の理由は「やむを得ない事情で」「先約があり」程度で十分です。病気や不幸など、お祝いの場にふさわしくない理由をくわしく書くのは避けましょう。
出席後に行けなくなったら、すぐ幹事へ連絡
出席と返信した後に行けなくなった場合は、わかった時点ですぐに幹事へ連絡します。直前のキャンセルは料理や会場費がすでに発生していることが多いため、会費分を後日支払うか、幹事に確認するのが誠実な対応です。
2. 会費とご祝儀のマナー
二次会は会費制。ご祝儀は基本的に不要
二次会は会費制が一般的で、会費そのものがお祝いという扱いです。披露宴に出席していても、二次会だけに参加する場合でも、別途ご祝儀を用意する必要は基本的にありません。
二次会だけに招待され、特に親しい間柄でお祝いの気持ちを形にしたい場合は、後日、3,000〜5,000円程度のプレゼントを贈るとよいでしょう。
会費はおつりが出ないよう、きれいなお札で準備
受付は友人が担当していることが多く、おつりのやり取りで受付が混雑しがちです。会費はちょうどの金額を、できれば新札(きれいなお札)で用意しておきましょう。
- ご祝儀袋やのし袋に入れる必要はありません。財布から出してそのまま渡して大丈夫です
- 気になる場合は、小さめの封筒に入れておくと受付でスムーズに出せます
- 事前振込やキャッシュレス決済の指定がある場合は、案内に従いましょう
3. 服装のマナー
二次会の服装は、「披露宴より少しカジュアル、普段着よりきちんと」が基本です。まずは招待状にドレスコードの指定がないか確認しましょう。指定がない場合や「平服で」と書かれている場合は、普段着ではなく略礼装(きれいめのワンピースやジャケットスタイル)を意味します。
女性の服装
- ひざ丈前後のワンピースやセットアップが無難です。レストランやホテルなら上品なドレス、カジュアルなカフェならきれいめのワンピースが目安です
- 白・オフホワイト・ベージュなど白に見える色は避けます。白は花嫁の色とされているため、二次会でも同じです
- 黒一色のコーディネートは、アクセサリーや明るい色のバッグで華やかさを足しましょう
- 露出の多い服は避け、肩を出すドレスの場合はボレロやストールを羽織ります
- 靴はパンプスが基本です。立食や移動が多い会場なら、ヒールが低めで歩きやすいものを選びましょう
男性の服装
- スーツ、またはジャケット+スラックスが基本です。ネイビーやグレーなら会場を問わず合わせやすいです
- ネクタイは会場の雰囲気次第ですが、迷ったら着けていけば安心です。黒のスーツの場合は、明るい色のネクタイやポケットチーフで華やかさを出しましょう
- シャツは白や淡い色の襟付きシャツを。靴は磨いた革靴を選びます
男女共通で避けたいNG例
| NG | 理由 |
|---|---|
| デニム、Tシャツ、スニーカー、サンダル | 「平服」指定でもカジュアルすぎる(会場がカジュアルで、案内に記載がある場合を除く) |
| 白・白っぽい色の服(女性) | 花嫁と色がかぶる |
| アニマル柄、毛皮、革素材が目立つもの | 殺生をイメージさせるため、お祝いの場では避けるのが一般的 |
| 全身黒で小物も黒 | お悔やみの装いに見えやすい |
| 大きなリュック・紙袋 | 会場で邪魔になり、見た目もカジュアルになる。大きな荷物はクロークやコインロッカーへ |
4. 受付でのマナー
会場には開始時刻の10〜15分前に着くのが目安です。早すぎると準備中の幹事の負担になり、ぎりぎりだと受付が混み合います。
受付では、次の順番でやり取りするとスムーズです。
- 「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を伝える
- 「新郎(新婦)の友人の○○です」と名乗る
- 会費を渡す(事前に用意したちょうどの金額)
- 名札やビンゴカードなどを受け取り、「ありがとうございます」とお礼を言う
受付を担当している友人も、二次会を楽しみにしているゲストの一人です。長話は避け、後ろに人が並んでいたら手短に済ませましょう。
5. 二次会中のマナー
新郎新婦への挨拶は短く
新郎新婦は、限られた時間で多くのゲストと話したいと思っています。挨拶は「おめでとう」「今日はおめでとう、すごく素敵だった」など、短くお祝いを伝える程度にしましょう。話し込みたい場合は、他のゲストが待っていないかを気にかけてください。
写真・SNS投稿は配慮して
写真を撮るのは問題ありませんが、SNSに投稿する場合は、新郎新婦や写り込んだ人の了承を得てからにしましょう。会場名や新郎新婦のフルネームなど、個人が特定できる情報の投稿にも注意が必要です。
お酒の飲みすぎ・大声に注意
二次会はお酒が入って盛り上がりやすい場ですが、飲みすぎて周りに迷惑をかけないようにしましょう。ほかのお店のお客さんがいる会場や、近隣への配慮が必要な会場もあります。
スピーチや会話では「忌み言葉」を避ける
余興やスピーチでマイクを持つ場合は、「別れる」「切れる」「終わる」などの忌み言葉や、「たびたび」「くれぐれも」などの重ね言葉を避けるのがマナーです。新郎新婦の過去の恋愛話や暴露話も控えましょう。
6. ゲームや景品の場面でのマナー
二次会では、ビンゴやクイズなどのゲームがつきものです。幹事が時間をかけて準備しているので、恥ずかしがらずに積極的に参加することが、いちばんのお祝いになります。
- ビンゴの説明はしっかり聞く:ルールや「リーチの合図」などは会ごとに違います。説明中のおしゃべりは控えましょう
- 景品が当たったら、前に出て一言:「ありがとうございます!おふたりともお幸せに」とお祝いの言葉を添えると会場が盛り上がります
- 当たらなくても場を盛り上げる:拍手やリアクションで、当選者や進行役を盛り上げましょう
- 目録の景品は有効期限に注意:目録(引換券)の景品は、申し込み期限があることがほとんどです。帰宅したら早めに手続きしましょう
幹事を任された方は、景品の準備や当日の渡し方も確認しておくと安心です。景品の費用負担については「結婚式二次会の景品は誰が用意する?」、当日の進行については「二次会景品の渡し方と発表の仕方」で詳しく紹介しています。
7. 途中退出と帰るときのマナー
途中で帰る必要がある場合は、事前に幹事へ伝えておき、退出するときも幹事にひと声かけて静かに会場を出ましょう。新郎新婦が他のゲストと話している最中なら、無理に挨拶しなくても大丈夫です。
帰り際や翌日には、新郎新婦や幹事に「楽しい会をありがとう」とメッセージを送ると、準備をがんばったふたりにとってうれしい一言になります。
よくある質問
二次会だけ参加する場合、ご祝儀やプレゼントは必要ですか?
会費制なので、ご祝儀は基本的に不要です。特に親しい間柄なら、後日3,000〜5,000円程度のプレゼントを贈ると気持ちが伝わります。
披露宴と同じ服装で二次会に参加してもいいですか?
問題ありません。披露宴から続けて参加する方は、そのままの服装で大丈夫です。二次会から参加する方は、披露宴組よりややカジュアルでも構いませんが、浮かないようきれいめの服装を選びましょう。
会費は事前に封筒へ入れておくべきですか?
必須ではありません。財布からそのまま渡して問題ありませんが、おつりが出ないようちょうどの金額を用意しておくのがマナーです。
遅刻しそうなときはどうすればいいですか?
わかった時点で幹事に連絡しましょう。到着したら、乾杯やスピーチの最中でないかを確認してから静かに入場し、受付を済ませます。
まとめ:二次会マナーの基本は「早めの返信」と「相手への気配り」
- 招待への返信は期限内、できれば1週間以内に
- 二次会は会費制。ご祝儀は基本不要で、会費はちょうどの金額をきれいなお札で用意する
- 服装は「披露宴より少しカジュアル、普段着よりきちんと」。女性は白い服を避ける
- 受付ではお祝いの言葉と名前を伝え、手短に済ませる
- ゲームには積極的に参加し、景品が当たったらお祝いの一言を
マナーを押さえておけば、当日は安心して新郎新婦のお祝いを楽しめます。幹事として二次会の準備をしている方は、二次会景品・ビンゴ景品のアネットライブで景品選びもあわせてチェックしてみてください。